Maison Defで以前からご紹介している大人気プロダクト、
shinariの名作、foldo。
一見して名刺入れに見えるデザインのスマートウォレットです。
一切の無駄を省いたミニマルなフォルムとは裏腹に、
考え抜かれた機能が詰め込まれた素晴らしい作品です。
フラップを開けてみると、手前側にスナップボタン。
ここは、お札を3つ折りにして収納するスペースと、バネ式のコインケースになっています。
札束や多量の小銭を持ち運ぶには適していませんが、日常困ることのないくらいの量は収納可能です。
反対側にはカードスロットが2段。
このようなフラットな見た目ですが、重ねて入れることでカードは10枚程度収納が可能というから驚きです。
フルキャパで中身を入れても名刺入れ+αくらいの厚さで、ジャケットの胸ポケット、内ポケット、デニムのポケットなど、どこにでも収納が可能。
この携行性がとても良く、メインのお財布としての需要だけではなく、荷物を極力持ちたくない食事の席や、旅行などあらゆるシーンに忍ばせることができるのが最大の特徴です。
ついでに名刺も数枚入れておけば、ビジネスシーンで名刺入れすら持たずに済むという、ミニマルをきわめたアイテム。
メイン素材はイタリア・トスカーナ産の植物性タンニンなめしの牛革。
名門tempesti(テンペスティ)社による、豊かなオイル分と表面のざらついたラフな質感が魅力の革です。
使い込むほどに味わいが増していく、研ぎ澄まされた機能性とのギャップを楽しむことができるのもfoldoの良いところ。
この革、信じられないほどのエイジングが期待できます。
経年変化が苦手な方には不向きかもしれませんが、
ブラック → より濃くツヤのあるブラック
ブラウン → より濃くツヤのあるダークブラウン
イエロー → 焼けたパンのような、ディープキャメル(写真参照)
グリーン → ブラウンとグリーンが混ざる、枯れた樹木のような色
このような形でエイジングしていきます。
なぜこのようなエイジングをするかというと、革のなめし方法が影響しています。
植物性タンニンでなめされた革の最初の色(染める前)は、生成り色です。
これが紫外線による変化で、飴色に変化していくのは多くの方がご存じだと思います。この変化と同時に革の内部では、色の種類により変退色を起こします。
特にブルー系、グリーン系は染料の強度が他の色よりも弱いため、例えばグリーンは「ベース色が生成りから飴色になる+グリーンが退色する」というメカニズムで、エイジングしていくわけです。
変化や味わい深さを楽しめる素材と、機能的でミニマルな佇まい。
大きさはほとんど名刺入れと同様なので、目立ちすぎず明るいカラーを選んでも派手な感じはないと思います。
価格も名刺入れくらいなので、ギフトにも最適。
Maison Defオリジナルのショッパーと一緒にお届けします。
- shinari foldo
size: W100*H70*D15mm
color: black, brown, yellow, green
special color(Maison Def限定): smooth red, smooth yellow